トルコは、猫が好きな方にはぜひ訪れてほしい国です!なぜならトルコ人には猫好きが多く、野良猫を含めて全ての猫を大切にしている国民性があるからです。街を歩けば、たくさんの猫たちに出会えるトルコは、猫好きにとってもたまらない国といえるでしょう。さて、そんなトルコとは一体どのような国なのでしょうか?今回はトルコについて詳しく解説していきます!
トルコ共和国とは?
トルコ共和国は、世界で最も親日的な国のひとつです。アジアとヨーロッパにまたがる約78万㎢の国土を有しており、その大部分はアジアの西端であるアナトリア半島にあります。主な産業は農業で、小麦や米、たばこなどが主要作物です。トルコ共和国は英語で「Republic of Turkey」といい、通称 Turkey(ターキー)と表記されます。
トルコは人類文明発祥の地
国土の中にアジア大陸とヨーロッパ大陸を併せ持ったトルコは「アジアとヨーロッパの架け橋」という、あまりにも使い古された言葉ながら、これ以上にないほどの最適な言葉で表現されてきました。トルコのアジア部分であるアナトリアは、人類の文明発祥の地とされています。世界で初めて鉄器を使用したとされるヒッタイト、ヒッタイトが滅亡した後に栄えたフリギア、古代ギリシアやローマ帝国、またオスマン帝国など、実に18もの文明が存在していて、非常に歴史深い地域です。
トルコにある、19もの世界遺産
トルコには現在、19もの史跡がユネスコ世界遺産に登録されています。いずれも歴史的・文化的な価値が高く、世界中から多くの観光客が訪れます。
- イスタンブール歴史地域(文化遺産・1985年)
- カッパドキアの岩窟群(複合遺産・1985年)
- ハットゥシャシュ:ヒッタイト(文化遺産・1986年)
- ネムルート山(文化遺産・1987年)
- パムッカレ・ヒエラポリス(複合遺産・1988年)
- サフランボル市街(文化遺産・1994年)
- トロイの古代遺跡(文化遺産・1998年)
- セリミエ・モスク(文化遺産・2011年)
- チャタルヒュユクの遺跡(文化遺産・2012年)
- ペルガモン(文化遺産・2014年)
- ブルサとジュマルクズク(文化遺産・2014年)
- エフェソス(文化遺産・2015年)
- アフロディシアス(文化遺産・2017年)
- ギョベクリテペ(文化遺産:2018年)
- アルスランテペ遺跡(文化遺産・2021年)
トルコは世界第6位の観光大国
トルコについて、あまり知らない人でも「イスタンブール」や「カッパドキア」の名は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?異国情緒あふれるトルコは、数多くの世界遺産を有し、世界中から観光客が訪れる、非常に人気な観光地なのです。トルコは、観光産業がサービス収入全体の約9割を占め、国を挙げて観光に力を入れている観光大国です。国連世界観光機関(UNWTO)の調査によると、2018年のトルコの外国人訪問者数は約4,600万人となっており、過去最高の数字を記録しています。前年の2017年の訪問者数である約3,800万人と比べて、+20%超という驚異的な伸び率となっています。2019年はさらに観光客数が増え、5,000万人を超えており、国としてのさまざまな努力が、確実に効果を発揮してきているといえます。
トルコ・イスタンブールは猫の都
トルコの大都市であるイスタンブールは「猫の都」として知られていて、街中に猫がたくさんいることで有名です。動物保護に関する法整備が進んでおり、保護猫活動にもとても力を入れています。トルコ人がこれほど猫を大切にする理由に関しては、しばしば「イスラムと猫」の関係性を根拠にして説明されます。トルコ国民のほとんどはイスラム教徒で、イスラム教の預言者であるムハンマドが猫を愛していたことから、イスラム教徒は猫を大切にすると言われています。ただし、他のイスラム教圏よりも保護猫活動が活発なことや、犬も同様に保護していることなどから「宗教だけが理由」と言い切ることは、正しくなさそうです。
トルコは世界屈指の親日国
トルコは世界有数の親日国です。そのきっかけとなったのは、1890年に起こった、エルトゥールル号事件だとされています。トルコの特使団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」が日本近海で沈没した際に、日本人の必死の救援活動によって、69名の乗組員が救助されました。
その後、トルコによるイラン・イラク戦争での日本人救出劇や、東日本大震災での支援はエルトゥールル号事件での、日本人の対応へのお礼だともいわれています。
このほかにも日本とトルコは、政治や経済をはじめ、文化的なつながりも深く、トルコの対日感情は非常に好意的です。そのため、日本人がトルコに旅行へ行くと、現地でもとても親切にしてくれることが多くあります。日本でもトルコ旅行の人気が高いのは、こうした理由もあるのでしょう。
トルコにある、数多くの世界一!
- パン(国民一人当たりの年間消費量)
- お茶(消費量)
- ヨーグルト(消費量)
- ヘーゼルナッツ(生産量・輸出量)
- サクランボ(生産量・輸出量)
- イチジク(生産量・輸出量)
- アプリコット(生産量・輸出量)
- 種なしブドウ(生産量・輸出量)
トルコの魅力を堪能しよう!
アジアとヨーロッパの交流点であり、さまざまな文化が幾重にも折り重なる、美しく魅惑の国トルコを紹介しました。世界中から多くの観光客が足を運び、その人数は増加の一途をたどっています。特に日本では近年、トルコ旅行の人気が急上昇中です。トルコ語に関しての翻訳・通訳などでお困りの方は、ぜひplus connectionにご相談ください!各言語に精通したプロの翻訳者・通訳者が多数在籍しておりますので、きっとあなたのお役に立てるはずです!