人と人、言葉と言葉、それらをつなぐ通訳の種類や使用シーンとは?

 通訳とは、言語の通じない人同士の会話を結びつけることや、その能力を持った人のことを言います。例えば、日本語から外国語へ、外国語から日本語へと通訳することで、両者の円滑なコミュニケーションをサポートします。グローバル化が進む現代においては、通訳が必要となる場面が増えています。言語が異なる人々をつなぐ通訳 に対して、憧れる人も多いのではないでしょうか。

 しかし、ただ言葉を訳すことだけが、通訳ではありません。円滑なコミュニケーションをサポートすることが目的になりますから、同じ単語を使っていても、言葉にこめられた異なるニュアンスや微妙な感情、意味合いを読み取ることが必要になります。文化的な背景や言葉に含まれる感情や意味合いをしっかり理解し、機械的に言語 を訳すのではなく、正確な意思疎通を目指すことが通訳の重要な役割です。そのため、両国の文化や特徴などにも精通している知識が通訳には必要です。

 さて、通訳にはさまざまな種類が存在することについて、意外と知られていません。次に、通訳の種類やどの様なシーンで使われるかについて解説します。

通訳には、主に以下の3つの手法の通訳があります。

  • 逐次(ちくじ)通訳

 逐次通訳は、話し手が話したことを、話し手の発言するタイミングを見計らいながら、都度通訳する手法で す。きりのいいところまで、1文や2文などの話の内容を把握しておき、まとめて通訳します。通訳までに少し時間がかかりますが、時間がかかる分、より正確な通訳が可能です。主に、講演会やインタビューなどのシーンで用いられることが多いです。

  • 同時通訳

 同時通訳は、話し手の言葉を聞きながら同時に通訳していく手法です。基本的に発言者とは別の場所(通訳ブースなど)で通訳することが特徴で、通訳された内容は、聞き手のヘッドホンやイヤホンを通じて伝わります。大規模な国際会議、シンポジウムといったシーンでよく用いられることが多いです。同時通訳には高い技術力が求められ、話し手の言葉を聞き取り、瞬時に理解して通訳することが必要です。また、高い集中力が必要となるため、一般的に一人の通訳者が長時間の稼働はせず、約15分ごとに別の通訳者と交代することが多いです。同時通訳では、集中力を持続させて瞬時に正確な通訳をすることが求められるため、難易度が最も高い通訳手法と言えます。

  • ウィスパリング通訳

 ウィスパリング通訳は話し手の言葉を、聞き手の隣で同時に通訳する手法です。基本的には同時通訳と同じ仕事内容になりますが、聞き手のみに聞こえるような囁き声で通訳することからウィスパリング通訳と呼ばれます。主に、商談などのビジネスシーンやインタビューや会見などで用いられることが多く、例えば外国人タレントなどが来日した際、隣にいて耳元で通訳している光景を目にしますが、その通訳手法がウィスパリング通訳になります。

 

 通訳の主な3種類の手法について解説しました。ここで解説した通訳の種類以外にもさらに細かい種類や手法があります。通訳を行うことは語学力だけではなく、その種類によって必要な知識やスキルが異なります。プロの通訳者は自分の得意な通訳の種類や分野を見つけだし、専門知識や文化、習慣、特徴などを理解することで、さらに通訳品質が向上していきます。

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