新型コロナウイルス感染拡大により、様々な会議やイベントがオンラインで開催されるようになりました。最近では、ZoomやSkypeなどを利用したオンライン会議も増えてきており、オンライン通訳の需要はさらに高まってきています。
では、オンライン通訳とは、一体どういった通訳なのでしょうか。
パソコンやタブレットなどのビデオ通話機能を用いて、遠隔でもあってもお互いの顔を見ながらリアルタイムに通訳することができる通訳技術です。ビデオ通話を利用することで、音声のみの電話とは異なり、表情を見ながら通訳することが可能です。そのため、ビジネスシーンでよくある言い回しの難しいニュアンスや自動翻訳では通訳しきれない言葉も、正確に適切な語彙を選択して伝えることができるため、高い通訳精度と共に、まるでその場に通訳者がいるような安心感や一体感も感じることができます。
オンライン通訳と、実際に現場へ通訳者が出向いた時では、どのような違いがあるのでしょうか。今回は、オンライン通訳を利用するメリットとデメリットについて解説します。
今後ますます増えていくことが予想されるオンライン通訳について知ることで、海外とのビジネス商談の場での活用に役立つと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
■オンライン通訳のメリット
オンライン通訳の利用は、スピード感を求められるビジネスシーンにおいて圧倒的にメリットが大きいといえます。
・オンライン通訳は料金が低価格
オンライン通訳を利用するメリットは、料金が低価格である点です。これまで一般的に、通訳者は現場に立ち会って対面で通訳をしていました。そのため、通訳者の移動にかかる時間も拘束時間に含まれ、電車賃等の移動のための諸費用も発生するため、結果的に費用が高額になりがちでした。
しかし、オンライン通訳を利用すれば、通訳者の移動にかかる交通費や拘束時間が発生せず、実際に通訳にかかった時間分の料金で済むため、通常の通訳にかかる費用よりも安価に利用ができます。
・オンライン通訳の利用は24時間365日いつでも可能
ビジネスシーンにおいては打ち合わせなどが急に決まり、取り急ぎ通訳者を依頼しなければならなくなることもあるでしょう。こうした場合にも、オンライン通訳であれば、時間や場所を選ばずにいつでも手配が可能です。業務開始から終了まで全てオンライン上でスピーディーに完結させることができるのでとても便利です。
・オンライン通訳なら打ち合わせの場所を選ばない
打ち合わせ場所が決まり、通訳者を現場に派遣する場合、高いスキルを持った通訳者を希望しても場所によっては出向くことが出来ず、希望の通訳者を派遣できない場合があります。しかし、パソコンやタブレットを使ったオンライン通訳なら通訳場所を選ばないので、国内・海外問わず世界中どこでも派遣することが可能です。
■オンライン通訳のデメリット
では逆に、オンライン通訳を利用するにあたってのデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。
1つ目は、オンライン接続ができる環境が必要ということです。日本では、まだカフェなど外の場所ではWi-Fi環境が整っていないところもあるので、このような場所での利用には不向きな場合もあります。しかし、ビジネスでの打ち合わせにおいては、会社の会議室などオンラインでの環境が整っている場所での打ち合わせが想定されるため、あまり心配することはないでしょう。必要に応じてポケットWi-Fiなどのレンタルを行っておけば、問題なく実施することが可能です。
2つ目は、オンライン通訳者のスキルに不安があるということです。これは通訳会社によって様々ですが、事前にしっかりとオンライン通訳のスキルや環境が整っている会社を選べば問題はありません。オンライン通訳を利用したい場合は、通訳会社に通訳者のスキルと環境を確認することが重要です。
今回は、オンライン通訳について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
オンライン通訳のポイントは、
・通訳者の移動時間、拘束時間などを短縮し、低価格で利用することができる
・パソコンやタブレットを使ってリアルタイムに通訳をしてもらえるので便利
・オンライン環境があれば、国内・海外どこでも利用ができる
plus connectionでは、オンライン通訳の実績と高いスキルを持った通訳者が多数在籍しております。オンライン通訳をご利用される際は、自信を持ってご案内させていただきますので、お気軽にご相談ください。