暑い夏の風物詩といえば、みなさん何を思い浮かべますか?日本国内だけでも地域によって異なる夏の風物詩は、国境を越えるとさらに大きな違いが見えてきます。世界各国にはどのような夏の風物詩が存在するのでしょうか?今回はそんな「世界各国の夏の風物詩」を紹介いたします!

世界各国の夏の風物詩

・オーストラリア

南半球に位置するオーストラリアでは、日本が冬を迎える頃夏を迎えます。日本とは季節が正反対に巡っているので日本人のわたし達からすると、12月〜2月に夏を迎えるというのは少し変な感じがしますよね。そんなオーストラリアの夏の風物詩といえば「ビーチ」と「サーフィン」です!オーストラリア人は、ビーチで日向ぼっこをするのが大好きなので、夏になると週末は必ずビーチが混雑します。また、オーストラリア特有の夏の風物詩といえば「クリスマス」があります。夏とクリスマスが同時に訪れるので、クリスマスといえば夏、夏といえばクリスマスを思い浮かべる人も多いでしょう。

・イギリス

イギリスの夏の風物詩といえば「ピムス(PIMM’S)」です。ピムスは、ジンをベースとしたリキュールで、イチゴやライムなどフルーツと炭酸水を注いでカクテルとして飲まれます。フルーツやミントと一緒に爽やかに楽しめることから、夏に楽しみたいドリンクとして大人気です。

・韓国

お隣の国、韓国の夏の風物詩には「かき氷」や「夏祭り」など、日本と似ている文化があります。韓国特有の夏の風物詩には「チャメ」というフルーツが挙げられます。チャメとは、メロンと瓜を掛け合わせた夏が旬のフルーツです。日本では見かけないフルーツですが、韓国では夏になると必ず家庭の食卓に並びます。

・イタリア

イタリアの夏の風物詩といえば、なんといっても「ジェラート」です。日本のかき氷にあたる甘くて冷たい夏のデザートです。子どもからお年寄りまで、暑い夏の日はみんなそろってジェラートを美味しそうに食べています。他には、8月に収穫を迎える「トマト」や「塩」もイタリアでは夏の風物詩にあたります。

・スペイン

スペインの夏の風物詩のひとつに「オルチャタ」というドリンクがあります。夏に飲みたい冷たくて甘いドリンクなのですが、植物の茎を原料としているので、実はとってもヘルシー。シナモンや砂糖で味付けされており、豆乳に近い飲み心地です。このオルチャタをキンキンに冷やしたものがスペインの夏の定番カフェメニューです。甘いパンを浸したり、一緒に食べたりするのが人気。スペインを訪れたらぜひともお試しください!

・ロシア

ロシアの夏の風物詩といえば「スイカ」です。日本でも世界各国でも、スイカが夏の風物詩であるのは同じなんですね!ロシアでは夏になるとスイカ専門の屋台が登場し、スーパーだけでなく道端でもスイカが買えるようになります。スイカが夏を代表するフルーツなことは日本と変わりないですが、ロシアではスイカが格安で購入できます。日本だとスイカ1玉を購入するのは少し高級なイメージですが、ロシアでは逆に1玉を購入する方が定番のようです。

今回は、夏の風物詩から各国の文化の違いを見てみました。スイカや冷たいドリンク、デザートを夏の風物詩としている国が多いようでしたが、国ごとに夏の風物詩には大きな違いもありました。国や地域が違うと「夏の風物詩」に対する答えが異なるのはとても興味深いものですね。

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