世界には1000語以上もの言語が存在すると言われています。
その中でも、難解であるという理由やその他様々な理由で今後消失してしまうと言われている言語は数百もあるそうです。
逆に、他の言語に比べて簡単であるとされている言語は今後も存続ができる可能性が高いとされています。
さらに、月日を経て、その文法や単語が簡略化されていくこともしばしば。
今回は、世界でも簡単とされている言語の基本情報とその特徴をご紹介していきます。

英語

■公用語、準公用語としている国:
世界191ヶ国中50ヶ国(アメリカ、イギリス他)
使用者数:
約11億3,200万人(世界第1位)
■成り立ち:
西暦5世紀頃に、ゲルマン系民族がブリテン島(後のイギリス)に新天地を求めてやってきました。
このゲルマン系民族が話す言葉が基になり、古英語と呼ばれる言語が成り立っていったのです。
それ以降、およそ1,500年の月日を経て古英語は、現在の文法が洗練された英語へと少しずつ進化を遂げていきました。
■特徴
世界言語と呼ばれ、世界中で最も広く多くの人に使用される英語。
長い年月を経て多くの人に使用されるようになったため、言語自体がシンプルなものになっていきました。
国際的にも幅広く使用される言語のため、日本ではカタカナとして、世界的には多くの言語に対しても外来語として定着しています。
ラテン系言語やゲルマン系言語とは異なり、名詞や形容詞等に性別の分類はありません。
アメリカ英語とイギリス英語で発音やアクセントに違いがあるように、地域によって様々な言語ルールのバリエーションがあり、これらは常に議論がなされています。

インドネシア語

■公用語、準公用語としている国:
インドネシア
■使用者数:
約1億6,000万人
■成り立ち:
インドネシア地域では、古来より「ムラユ語」が交易用語として広く使用されてきました。
これが現在のインドネシア語の基となったと言われています。
20世紀初頭以来、民族主義運動が活発化した影響で「第2回インドネシア青年会議」が行われました。
その際に採択、承認された「青年の誓い」内にて「インドネシア語」という文言が出てきたことで現在の「インドネシア語」という名称が正式に使用されるようになりました。
■特徴
世界で最も簡単な言語として度々名前が挙がるインドネシア語。
現在形・過去形・未来形といった時制の文法がないことや、ラテン語のように名詞に性別の分類がないことが特徴です。
時制については、文章内に時間に関する副詞を挿入すれば良いだけで、わざわざ過去形の動詞を使用する必要もありません。
また、英語では「dogs」や「cats」のような複数形を使用する必要も無いそうです。
複数のものを表現する場合には、単語を反復したり数を表す形容詞を使用します。
発音がかなりシンプルであることも簡単と言われる所以。
外来語も非常に多く、英単語を現地化せずにそのまま使用していることがしばしばあるので、実はインドネシア語の単語を既に私達は多く知っているかもしれませんね。

中国語

■公用語、準公用語としている国:
5ヶ国(香港、マカオ、中華人民共和国、台湾、シンガポール)
■使用者数:
約11億1,700万人(世界第1位)
■成り立ち:
その記録は定かではありませんが、殷時代(紀元前1766~1122年)に亀の甲羅や甲羅の骨に刻まれた甲骨文字に始まります。
元々、子音を区別することはしていたようですが、話し言葉(音声要素)としてはあまり発展していなかったようです。
徐々に話し言葉や書き言葉が整備されていき、1913年の「発音統一会議」にて中国語を公式の言語として使用し、今後教育に取り入れることを発表しました。
■特徴
中国語は、文法が最も簡単な言語としてしばしば紹介されていて、国連の6つの公用語のうちの1つにも指定されています。
中国語にはインドネシア語と同じく名詞や形容詞に性別の区別がなく、時制もありません。
さらに、日本語で言う助詞や英語における冠詞も無いので文章の組み立てが簡単です。
文字においても、古来より使用されていた難解な繁体字よりは簡単なつくりの簡体字のほうが使用される機会が多くなっています。
使用される漢字自体の種類は数千と多いですが、日本語の漢字と似ている点や部首や文字が組み合わさって成り立っている点を鑑みると、英単語に比べれば覚える数量は比較的少ないのではないでしょうか。
中国語の漢字の約3割は日本語と同じ意味ともいわれているので、全く中国語を学習した経験がない人でも約3割はなんとなく内容が理解できるそうですよ。
また、英語と比べて発音の連結や変化がほとんどないので、聞き取りはし易い方だと言われています。

以上、比較的簡単とされている言語をご紹介しましたが、いかがでしたか?
日本語の他にも第二言語を習得したい!という方やなにか言語を勉強したい!という方の参考になることができれば幸いです。
plus connection株式会社では、英語、中国語、インドネシア語その他多くの言語のエキスパートが翻訳と通訳において多数在籍しております。
もし言語でお困り事がありましたら、ぜひ弊社にご相談ください。