海外との繋がりが多くなった現代において、外国人とのビジネスでの関わりが当たり前になってきています。そのため、ビジネスシーンにおいて通訳が必要になるケースが多くなっています。
今回は4つのビジネスシーンにおける通訳をご紹介します。

通訳はいくつかの種類に分かれています。
以前、通訳の種類についてもご紹介していますので、そちらも参考に今回の記事と合わせてご覧ください。

人と人、言葉と言葉、それらをつなぐ通訳の種類や使用シーンとは?

通訳とは、言語の通じない人同士の会話を結びつけることや、その能力を持った人のことを言います。例えば、日本語から外国語へ、外国語から日本語へと通訳することで、両…

会議通訳

会議通訳は、国際会議やシンポジウム、サミット、学会、講演会などで活躍する通訳です。これらの通訳は長時間にわたることもありますので、通訳力に加えて集中力も必要となります。また、通訳者は専門的な議題に対応できるよう、医学や金融、経済、ITなど各方面の専門的な知識も必要です。そのため会議通訳は、難易度の高い仕事だと通訳の中でも言われています。重要な国際会議は世界中の聴衆に向けた通訳になるため、会議通訳者の中でもトップクラスの人でないと担当することはできません。

ビジネス通訳

商談やテレビ会議、社内ミーティングなどの外国人を交えたあらゆるビジネスの場面で活躍するのがビジネス通訳です。プレゼンや交渉の場面では、非常に重要な役割を通訳者が担い、通訳者の能力が利益を左右するケースもあります。取り扱う商品や業界特有の専門用語、お互いの国の文化やマナーなど、語学力はもちろんビジネスに関する全般的な知見が必要となります。近年の日本における企業の海外進出や国際的な連携拡大により、ビジネス通訳の需要は年々高まっており、企業様からのご相談が非常に増えております。

放送通訳

放送通訳とは、日本のニュースを外国語に、海外のニュースを日本語に通訳したりする仕事です。1980年代ごろから日本では徐々に活躍の場を広げてきました。聞こえてきたニュースを即座に通訳するという「会議通訳」と同様に高い技術が求められます。
また、予定通りの放送だけではなく、放送通訳では突発的なニュースにも対応しなければならないこともあります。そのため、記憶力や即応力に加え、内容理解力などさまざまなスキルが必要とされる通訳です。

アテンド通訳

アテンド通訳とは、海外からの来賓が来た時の視察や出張をサポートする仕事です。サポートは数日間にわたることが多く、語学力だけではなく体力も必要な通訳業です。来賓者とさまざまな食事を共にしたり、観光地を訪れたりという機会が多いため、語学力以外にも歴史や地理、文化に精通している必要があります。接待のようなシーンで活動することが多いです。当然、言葉遣いや立ち振る舞いなどのマナーも兼ね備えておかなくてはいけません。

今回は、ビジネスシーンにおける通訳を4種類紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ビジネスシーンによって通訳者が発揮する技術は様々です。plus connectionでは、それぞれのビジネスシーンに特化した通訳者が在籍しております。ぜひビジネスにおいての通訳者の派遣をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。